Directed by Willemiek Kluijfhout
THE TASTE OF DESIRE
東京十月の食事と楽しむ
上映会とトークイベントのおしらせ
2023.6.23 Fri.
オランダ人女性映画監督、ヴェルミック・クラウスハルトによるドキュメンタリー“ザ・テイストオブデザイヤー”。ヴェルミックを招き、日本では初となる上映会を開催します。
世界中をめぐるこの詩的な旅にて、官能的, 贅沢なイメージをもつオイスターが、人間の欲望や、突き動かすものを探すためのメタファーとして意味をもち描かれます。ニューヨークのバーレスクダンサー、フランスのミシュラン5星のシェフ、スウェーデン女性の牡蠣のダイバー、日本の女性あこや真珠を扱うクリエイティブディレクター、末期癌の英国の心理学者、彼らのそれぞれの物語がオイスターとリンクしています。主人公たちはオイスターとなんらかの特別な関係を持っており彼らの心にある熱意、願望、そして存在する恐怖を鮮明に描きます。この映画的で美しいドキュメンタリーは私たちの心の奥底にある願望や自己実現への探求の複雑な本質に迫っていきます。
日本での初上映会を記念して東京・南青山の上映会ではオランダにご縁の深い長崎県平戸島の南より、新鮮な魚介、スパークリング日本酒をとりよせ特別な晩酌セットをご用意します。
海の泡のようなスパークリング日本酒には真珠が一粒、沈んでいます。またトークショーではSHIBAURA HOUSE代表 伊東勝氏をファシリテーターにむかえ、映画監督のヴェルミック氏、イメージフォーラムキュレーター山下宏洋氏、映画に出演しているC& 大地千登勢氏が対談します。
上映会&トークショー @南青山 東京十月
映画“THE TASTE OF DESIRE”について
ヴェルミック・クラウスハルト
オランダ・アムステルダムを拠点に活動する映画監督。2000年から脚本と監督を手がけ、受賞歴のある短編映画やドキュメンタリーを制作し、世界中の映画祭で上映、放送されている。映画、食べ物、哲学、そして何よりもコンビネーションを愛している。人生の可鍛性は彼女のすべての作品において最も重要なテーマである。
大地千登勢 Chitose Ohchi
東京を拠点とする、クリエイティブディレクター、デザイナー、アーティスト。
黒川雅之建築事務所でデザインを学びその後2015年にC& [Chi and] 設立。 現在、C&はアート、デザイン、文化人類学そして民俗学を横断しながら次なる世界の可能性を模索している。 “自然界と人間の関係性”をテーマにこの数年活動中。
Talk Show
6月23日(金) 東京十月での上映会終了後には、
SHIBAURA HOUSE 代表 伊東勝氏をファシリテーターに迎え、
イメージフォーラム キュレーター・映画プログラマーの山下宏洋氏、
そして監督ヴェルミック・クラウスハルト、大地千登勢による
トークショーを予定しています。